fc2ブログ

2010-10-31

日曜朝の散歩にて、デリーの歩道橋からの眺め

自宅近くの幹線道路を歩道橋から眺めた映像です。
日曜の朝なので交通量が少なく、平日の混雑混沌ぶりとは随分異なるのですが、少しでも生のインドの様子が伝わればと思い久しぶりの動画アップロードです。
たまに日本に帰ると、日本の道路が静か過ぎて気持ち悪いくらいです。


スポンサーサイト



2010-10-26

日本の渋滞はインドの人にどう映るか

ちと古いネタですが・・・。

日本の高速道路の渋滞の様子を報じる新聞を、職場のインド人に見せて聞いてみました。
『これ見てどう思う?』
jam.jpg

最初に聞いた年配のマネージャーは、私がどんな答えを期待しているのかと探るようにしながら、『日本人の規律正しさがわかる』との感想。
ん~、優等生過ぎる面白くない。

じゃぁ、君は?と向いにいた若いスタッフに振ると・・・

『隙間が多すぎる。』とキッパリ。

ありがとう!やっぱりそうこなくっちゃ。そうですよ、インドの人からするとこの隙間は異常のはず。こんだけ隙間を空けていれば渋滞するのも当たり前、というのが彼らのロジックのはずです。
いくら注意しても運転手に理解してもらえないはずです・・・。

jam in delhi

2010-04-06

後日談・・・自分だけ得するつもりが・・・

以前、高速道路の料金所を早く抜けたいがために自動料金徴収専用レーンに入って現金払いをするバカな輩が多く、結果、本来最もスムースに流れるはずのレーンが一番渋滞しているというお話をしました。

↓詳しくは以下のブログを参照下さい。
『自分だけ得するつもりが・・・』(2009年12月19日付ブログ)

で、いつも思っていたんですよね、自動料金徴収専用レーンで現金払いする場合は料金倍額にでもすればいいのに、と。インド人はお金に非常にシビアですから、ペナルティを取られるなんてことになったら、クモの子を散らすようにそこからいなくなることは間違いないんです。ですから、なんでそうしないのかなぁ・・・とずっと思っていたんです。

ところが・・・今日聞いた話。

いつかは知りませんが、実はまさにその『ペナルティシステム』を導入したことがあるんだそうです。『したこと』が。で、どうなったか。
なんと、更に渋滞がひどくなったそうです。
なぜか?!
ペナルティが課せられるにもかかわらず、相も変わらず専用レーンに入り込み、今度はペナルティを払う払わないの攻防で時間がかかり始めたというではないですか。そして、拙速にもペナルティは早々に取り止めになったそうです。

こうなると、もうどっちもどっちですね。
一体なんとコメントすればいいのでしょうか・・・。
正直、私の常識を超越しています。
丁度そう思った時、それを察してか、この話をしてくれた人に言われました。
『まだインド人のことが分かってないね。』

それが分かる時は、きっとインド人を理解することを完全に諦める時だと思いました。

tag only

2009-12-19

自分だけ得するつもりが・・・

インドもハイテクです。
高速道路など有料道路の料金ゲート、このインドでも料金自動徴収システムがあります。
日本のETCのようなもので、車内に取り付けた通信機(TAG)がゲートを通過時に『ピピッ』と鳴って料金データをやりとりするやつです。ゲートを通過する際にやや減速しなければならないものの、料金所で現金をやりとりすることに比べれば画期的にスムースに通過できるわけです。

の、はずなわけです・・・。

しかし、ここインドでは違います。

少なくともわたしが良く利用するデリー近郊の料金ゲートでは、長蛇の車列。
TAG専用レーンが長蛇の列!
なぜか?!
ねぇ、分かります?皆さん!

不思議なことにですね、TAG専用レーンにもかかわらず料金所ブースが併設されていて、現金でも払えるようになっているんです。
そこでインド人は思うわけですね、『流れのいいTAG専用レーンで現金払いしたほうが早いぞ!』と。
とにかく得することが行動原理のインド人ですから、さもありなんといったところなのですが、皆が同じように考えるとどういうことになるかということにまで頭がまわらないんですねぇ、これが。

現金払い専用のレーンより列が長いんですよ!
言葉失います。

tag only

2009-12-17

インド式 故障車表示

stationary sign

日本では路上で車両が立ち往生した場合は、赤色の三角形の停止表示板を置くことが義務づけられていますが、インドではご覧のとおり
『木の枝または草』で知らせます。

これが案外目立って、それなりに機能しているのですが、
さすがに夜は全然だめです。
それに、日が経つと枯れてしまいます。
その場しのぎなところが、とてもインド的です。

2009-12-16

ヘルメットをかぶりましょう

インドではバイク用のヘルメットは吊るしで売ってます。

helmet.jpg

結構あちらこちらで見かけるのですが、一体誰が買うのだろうと不思議なんですよね。
『あ、そうそうヘルメットが一個切れてたっけ』なんて通りすがりに買う訳は無いし、

第一、ヘルメットかぶってないし。

4 on bike

ちゃっかりお父さんだけかぶってる場合はあります。

family on bike

しかし、ヘルメットにしても乗車定員にしても法律はあるんですが、
どうですかこの完全無視ぶり。
そこで賢い政府役人は考えました。
ヘルメットが手元にあればさすがにかぶるだろうと・・・よって・・・
『バイク販売業者は必ずバイクとヘルメットをセットで販売することを命ずる』
そんなバカな・・・

ただいま政府と係争中。

2009-12-03

過失割合・・・玉突き事故

ついにやってくれました、私のドライバー。
まぁこの一年半、事故に遭わなかったことのほうが奇跡のようなものですが、先週の帰宅途上遂に4台の乗用車が絡む玉突き事故に巻き込まれました。
(ご心配無く、怪我はまったくありません。)

2台前の車がなぜか急停止し、私の後ろの1台までの計4台が玉突き。あれだけ車間距離を詰めて走っていれば、こんな事故はむしろ必然。したがってこのこと自体はブログネタに値しないのですが、問題はその後。

事故の直後、私のドライバーは後部座席の私を気遣う素振りは一切無く、すかさず車外に飛び出すや、前の車の運転手に向って悪態をつき(ヒンディー語なので内容は一切分かりませんが、様子からして間違いなく相手を責め立ててました)、次に後ろの車の運転手にも罵詈雑言(多分)を浴びせる始末。

『馬鹿野郎、急に停まりやがって!』(前の運転手に対して)
『馬鹿野郎、突っ込んできやがって!』(後ろの運転手に対して)
多分こんな感じでしょう。
そして結論は間違いなく、
『俺は悪くない!』
でしょうね。
さしづめ『過失割合10対0だぞ、分かってるな!』みたいなとこですか。

いかなる状況下にあっても自分を正当化できる精神構造と思考回路。
そんなインド人の性質は百も承知のつもりでも、玉突き事故で前も後ろも責める姿には、さすがに呆れました。私に対しては終始”被害者面”ですしね。

ちなみにもうひとつ理解に苦しむのは、結局しばしの一悶着の後、皆何事も無かったかのように走り去るのです。ということは修理は各々が自前!?。じゃぁさっきの小競り合いは何なの?警察は??保険会社は???・・・私の車、後部がかなりクシャクシャなんですけど・・・

collision.jpg

2009-08-19

初心者マーク

Beginner.jpg

これまた朝の通勤途上の一コマ。
ころんっ・・・と車がひとつ横になってました。別にとりたてて珍しいシーンでもないのですが、写真に撮れることも滅多にないので取り上げてみました。

ちなみにリアウィンドウに見える赤文字の「L」
これ免許取りたての初心者の印なんですって。表示はリアだけで、フロントにはありません。なんで「L」なのかは不明です。
免許取得の筆記試験は6割正解でOK、実技はその辺をとりあえず走れればOKということですから、免許を持っているとはいえ、事実上「”L”earning(練習中)」ということなのかもしれません。

これはこれで怖い話ですが、たちの悪さで言えばやはりベテランドライバーの方でしょうね。初心者や我々日本人には到底思いつかないような豊かなイマジネーションをいかんなく発揮しながら、路上を自由自在に移動されますから。
しかし、ついこの間ベトナム(ハノイ)から来られた方が、デリーの方がましと言われてました。恐るべしベトナム!

2009-07-18

乗車定員・・・乗れるだけ

問題:このオートリクシャ(三輪タクシー)には何人乗っているでしょう?

P1010853.jpg

答え:13~15人
P1010854.jpg

ギネスに挑戦じゃあるまいし、よくそこまで詰め込めたねというぐらいぎゅうぎゅう詰めでギャンギャン走るオートリクシャをよく見かけます。これでさらに屋根に乗っかってることもありますからね。異様に対人距離の短いインド人だけに、苦もなさそうにというか、結構楽しそうに乗ってたりします。そもそもまず危ないと思うのですが、皆さん器用に乗ってらっしゃいます。

器用と言えば、バイク一家四人乗りなんてのもザラです。
(見にくいですが、ヘルメットのお父ちゃんの前にハンドルに掴まっている子供がいます。)
バイク4人乗り


高速道路でこんなだったりします。
P1010812.jpg

とっても自由な国です。

2009-07-05

よくある風景

デリーで渋滞は常態化していますが、時折その先にはこんな風景があったりします。
死亡事故かもしれないような激しい事故現場でも、「またか」みたいなどこかのどかな雰囲気が漂っていたりします。
そしてこうした事故車が何日も放置されていたりします。
普通のことです。

P1010793_convert_20090705200305.jpg

「あいててっ!ガラスの破片が」って君、裸足なんだからちっと気をつけなよ。
P1010794_convert_20090705200458.jpg
インドに興味津々の方の人数
プロフィール

fallentimbers

Author:fallentimbers
引っ越し歴18回
転勤歴5回
この数字がいつ増えるのか未定なインド駐在員

英語のお勉強
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード